早稲田大学 田中智之研究室

 早稲田大学 田中智之研究室は、建築計画・建築設計を専門とする研究室です。建築単体の計画にとどまらず、まちづくりや地域活性化に資する建築のあり方をテーマとしています。島根県雲南市での取り組みは、先代の古谷誠章研究室から受け継いだものです。古谷研究室の卒業生で、雲南市のプロジェクトに以前から携わってこられた小堀祥仁さんのご紹介がきっかけとなり、令和7年度「ふるさとミライカレッジ」モデル実証事業における雲南市の取り組みに参画しました。
 雲南市では、木次駅前商店街の空き家・空き店舗の活用が課題となっており、地域資源を生かしたまちの賑わいづくりが期待されています。本研究室はこの木次駅前エリアを対象に、学生が現地を歩いて機能的・景観的・地理的な特徴を調査するとともに、地域住民へのヒアリングを行ってきました。こうした調査や住民の声をもとに、木次駅前エリアプラットフォーム設立準備会に参画し、住民ワークショップではファシリテーターを務めながら、大学生と地域住民が一体となってエリアビジョンの検討を進めています。
 活動にあたっては、まちの特徴が類似する他地域の事例研究を重ねたほか、エリアの活性化を象徴するロゴデザインの提案なども行いました。ロゴは住民の投票により1作品が選ばれています。令和8年度以降も現地調査や住民ヒアリングを継続し、まちの将来像を具体的な風景として描いていく予定です。
 

  
 

基礎情報

大学名早稲田大学 田中智之研究室
学生規模
※令和8年度時点
75人
連携地域島根県雲南市(木次エリア)


 

 

 

取り組み大学の声

Q1. 活動の中で印象に残っている場面はありますか?

A1. 印象に残っているのは、ワークショップを成功させるために研究室で入念に準備を行い、先輩たちに手伝ってもらいながらリハーサルを繰り返していた学生たちの姿です。

▲ 住民ワークショップの様子

 

Q2. 本取組を実施してみて、「やってよかった」と感じたことはありますか?

A2. 学生は普段から、大学の講義や演習で「まちづくり」や「地域の課題解決」という言葉や事例を耳にしています。しかし、いざ現地でやってみなさいと言われても、何から手をつけてよいか分からないのが現実です。そのマニュアルもない中で、まず街を歩き、自分たちで考え、試行錯誤を繰り返しながら取り組む姿を見ると、やってよかったと感じます。

▲ 木次本通りの現地調査の様子

▲ 木次本通りの現地調査の様子

 

Q3. 学生にどのような変化や気づきがありましたか?

A3. 現地の方々とのミーティングやワークショップの準備などに関して、その準備や進め方が上手になったと思います。何かを実際に行う際の段取りや役割分担などが、経験とともにスムーズになっていることを特に感じます。

▲ 住民ワークショップの様子

 

Q4. 今後どのように続けたいですか?また、参画を検討している大学・自治体へのメッセージをお願いします。

A4. 現在は継続するかたちで、雲南市木次のエリアビジョン作成のお手伝いをしています。まちづくりは長い時間を要するため、すぐに成果が出るものではありません。もし今後も関わらせていただくことになれば、学生たちは後輩へとバトンタッチを繰り返していきますが、いつかは卒業生も含め、広く成果を共有できるようになれば良いと思います。ぜひ長いお付き合いをよろしくお願いいたします。

▲ 設立準備会・調査報告会の様子

▲ 設立準備会・調査報告会の様子

公開範囲 一般公開
公開日時
コメント可能範囲 誰でも書込可能

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